
2025年7月6日〜20日まで、島根県の隠岐諸島へ2週間ほど仕事をしながら滞在します。
この地域を訪れるのは初めてで、アクセス方法には飛行機、新幹線、在来線、バスなどさまざまな選択肢がありました。
数日かけていろいろなルートを検討し、行きの移動は問題なく決まりましたが、帰りはちょうど3連休に重なっていたため、早めにチケットを手配しました。
意外にお気楽?行きのルート

行きのルートは、羽田空港 → 米子空港 → 境港 → 別府港という流れ。
実は、1日早くチケットを取ってしまったのですが、宿に確認したところ「早くても大丈夫」とのことで一安心でした。
本当はANAのセールで9,000円前後のチケットを買えるチャンスがあったのに、うっかり逃してしまい……。それでもどうにか「スーパーバリュー」で確保できました。

最近、日本国内を旅する時は、船を使うことが多くなりました。数時間の短い船旅ですが、飛行機や電車では味わえない体験があります。海の上を進みながら、自然と共に移動する――そこには海の生き物や、海の広大さ、そして時に恐ろしささえ感じる瞬間があります。
仕事で海外のクルーズ船に乗るようになってからは、ラグジュアリーでのんびりとした船旅の魅力を実感しています。非日常の空間で、ゆったりと過ごす時間は、まさに癒やしです。
一方で、国内の数時間の船旅には生活感があり、それもまた味わい深くて好きです。
迷いに迷った帰りのルート

今回、本当に迷ったのは帰りのルート。
船の時間が決まっているので、朝早く西ノ島を出発しても境港に着くのは午後。そこから飛行機で帰ろうとすると、時間が合わず観光の余裕はゼロ。
せっかく島根まで来たのだから、足立美術館と出雲大社には行きたい。両方が無理なら、せめて足立美術館だけでも……と思って調べてみたものの、米子空港も出雲空港も最終便に間に合わず断念。
そこで思い切って夜行バスで帰ることに決め、足立美術館と出雲大社の両方を巡るルートにしました。
帰りは、出雲 → 大阪 → 東京と、すべてバス移動です。
https://www.adachi-museum.or.jp/
久しぶりの国内プライベート旅

ここ2年ほどは、クルーズ船内での仕事が多く、個人的な旅にはあまり出かけていませんでした。
今回の旅は、約3年半ぶりのプライベートな国内旅行。振り返ると、コロナ前が最後の個人旅行だったかもしれません。
仕事で乗るクルーズ船では、半分お客さんのような立場なので、船内の食事やアクティビティにも参加でき、寄港地では観光や散策も楽しめました。

特に沖縄は楽しくて、宮古島では伊良部大橋をレンタサイクルで往復したり、沖縄グルメを満喫したり。
自然の美しさも、地元の人のあたたかさも、心に残る思い出ばかりです。
台湾と沖縄を結ぶ航路で、1ヶ月半ほど行ったり来たりしましたが、不思議とまったく飽きませんでした。

途中、船の故障で沖縄に1週間足止めされたこともありましたが、三線の体験をしたり、温泉に行ったりして、しっかり沖縄を満喫。むしろ楽しい思い出になりました。
また機会があれば、ぜひ沖縄を訪れたいです。