北海道中標津町と根室の旅 6泊7日 最終日

花咲線

とうとう最終日になりました。根室から花咲線で釧路まで出てそこからバスで釧路空港へ向かいます。

年末はピーチ航空が運行していて帰りはとてもエコノミーな価格で帰って来ることができました。LCCはメジャーな空港ではないところから乗るとお得感が満載ですね。

電車の旅がとても好きなので、最後に花咲線に乗れて良かった。電車の中から見る釧路湿原は、冬でも雄大な景色を堪能することができました。

この動画は、夏編もあるので夏に行くならそちらをご覧ください。

釧路湿原国立公園

根室を出てすぐは雪が少なく天気もそこそこ晴れていたのですが、電車が進むにつれ雪混じりの空模様に。湿原の見どころの場所は電車が徐行運転になるので良いスポットで写真が撮れます。

夏はもっと景色が素晴らしい。

ルパンしか写真を撮れなかった。

川と湿原の境がよくわかります。

「ルパン3世」でお馴染みの「モンキー・パンチ」さんはこのエリアご出身で、浜中町駅にはルパンのパネルが立っています。他の駅には次元や五右衛門、不二子ちゃんや銭形もいます。

ここは川なのかな?丘の先は海?

湿原を抜けるとドーンと海が迫ってきます。

なんかトンネルって好きなんですよね。

途中、タンチョウヅルが電車の前を横切り1人で「ツル!」なんて大声出してしまい恥ずかしい思いをしました。

半分凍っている湿原の川と海の狭間は境界線がよくわかります。川と海ギリギリのところを走っているので、窓から眺めるとすぐに海だったりします。

約2時間ちょっとの電車の旅を楽しみ、釧路へ到着してお昼ご飯を食べて、少し買い物をしてから釧路空港へ向かいました。

不要だったもの

今回は仕事が目的の旅だったのですが、行く前は正直冬の北海道で生活するのはとても不安でした。

冬用の装備を揃え、とにかく寒くて凍えないような対策をして行きましたが、結構余分なものを持って行ってしまい逆に荷物になってしまいました。

一番不要だったものは、携帯用カイロ。基本家の中はとても暖かく、そして移動はほぼ車なので寒いのは移動するだけだったので、全く使うことがなく持っていく必要はなかったですね。

あとは私は寒いのが嫌い、雪に慣れていない、家の中で退屈しないのかなどありましたが、それは現地に行ってしまえばどうにかなってしまいました。

最初は気温−7度とかでとても驚いていましたが、中標津町で最低気温−13度になった日でも体が慣れたのか、寒さの種類が違うのか、ガタガタ震えるほど寒いと思わなくなりました。

着るものは東京の冬の時期の装備に、少しインナーを追加するぐらいでOKですが、耳当てと帽子と雪用の靴は必須です。

旅を終えて

今回初めて冬の北海道を旅しましたが、訪れるならやはり冬ではないでしょうか。

雪がない時期は過ごしやすく移動もしやすいですが、大平原、自然、野生動物、ウインタースポーツなど冬の雪に覆われた時期にしか体験できないことがたくさんあります。

今回訪れた野付半島はまさにそうで、内海が凍った時の氷上ツアーはぜひ行ってみたい。中標津町から更に上に向かうと、昆布で有名な羅臼の知床国立公園や阿寒摩周国立公園、網走など、北海道は広いので行きたい場所がたくさんあります。

この年の夏に函館でメロンや塩ラーメンなどを食べて、それもとても美味しかったのですが、今まで白子を食べたことがなかったのですが、この旅で何度も食べて大好きになりました。

雪、寒さを気にせず冬の北海道をぜひ訪れてみてください。いつもの生活では感じられない不便さ、雪に阻まれるなどありますが、でもそこで暮らす人たちがいて、そのライフスタイルを楽しみここに居を構え生きていく。

何が豊かさなのか、感じてみたい方は移住制度もあるのでお試し移住をしてみるのもありですね。

https://www.nakashibetsu.jp/kankou/iju/

そして北海道は美味しいものは外せません!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *